仕事柄毎日多くの人の人生に
関わる。
最近ふと悔いのない人生に
ついて思いを馳せる。
これから30年後、自分は
どうしているのだろうか。
ヨボヨボになって、杖をついて
歩いてるのか。
いや、この世にまず存在して
いるのだろうか。
まだ若いのに。と言われる世代を
既に通過してしまった。
死というのは、いづれ全ての人、
猫も例外なく経験する最期の
瞬間になる。
どう死ぬかより大切なのは、
どう生きたか。
人間は、ある程度その生き方を
自分で選択できるが、猫は
そうはいかない。
ベルの要求は、大半は、
ご飯くれ。
マルの要求は、大半は、
遊んでくれ。
ブラザーズとは、共存しているので、
お互い妥協し合って生活している。
苦痛にならない良い案配を
模索しながら、今日はここまで、
とライン引きしている。
身体中で愛情表現してくるマルと
遠慮気味に身体を寄せてくるベル
どちらも愛しさは変わらない。
我が家の兄と弟である。
10年後を今は想像できない。
いや、今はまだ想像したくない。
ただブラザーズが満足する
一生であって欲しい。