良い動物病院

ベルとマルが家族になって、総合すると

8軒の動物病院にお世話になりました。

何故こんなにたくさんの動物病院での

受診をしたかには理由があります。

ベルが我が家に来て、2日後から

ひどい下痢が始まりました。

回虫がいないか検査をして、

抗生物質と整腸剤が処方されました。

薬を服用しだしてから、

下痢だけでなく嘔吐まで

始まりました。

下痢も一向に治りませんでした。

血便が続きました。

抗生物質を違う種類のものに

変えていきましたが、

下痢は相変わらず治りませんでした。

その時点で、3軒の動物病院に

通いました。

その頃のベルは今のおデブさんと

違って、体重は500gしかなかった

ので、ものすごく心配しました。

母親から離れて、ミルクを完全に

止めたのと、環境が変化して、

体内の水分調整がうまくいってない

感じがしました。

インターネットで調べて、

オオバコを購入して、

飲ませると、その日から

ピタリと下痢は止まりました。

これまでの病院通いは

 何だったのかと、その時は、

不信感が芽生えました。

それから、マルの嘔吐、

ベルのアトピーと次から次へと

病院通いが続きました。

横柄な獣医もいれば、

とても親切な獣医も中には

おられました。

が、治療して結果が出た獣医は、

今のかかりつけの獣医だけでした。

成果の出ない治療を何カ月も 

続けていくうちに、

治らないんだ、という不安が

確信に変わっていきます。

次に確信が諦めになり、

諦めから覚悟が生まれてきます。

その流れを断ち切ってくれたのが

今の動物病院です。

ベルとマルの担当医は、

副院長の女性の獣医さんです。

待合室は座る場所すらないほど

混雑していますが、

きちんと私の話を聞いて、

質問には丁寧に答えてくれます。

担当医は、時々診察室から出て、

他の獣医からの意見も聞いています。

スタッフ間の連携を取りながら、

治療法を決める方針のようです。

他の動物病院では、様々な

不安要素を提示されました。

これは○○の病気かもしれない、と

可能性を言われます。

ここでは不確定なことは言われません。

ベルに抗生剤を注射する時、

わざわざ時間をかけて

後肢に注射しているのが

不思議でした。

これまでの病院では、お尻や背中に

注射していたので。

これは後から注射部位肉腫を

考えて、ここにわざと注射して

くれてると分かりました。

やっと8軒目にして、

ベルとマルのかかりつけ医を

決めることができました。

治らない病も沢山ありますが、

もしそういう時が来たとしても、

この病院なら信頼して

任せられます。

ベルと私の関係性

 毎日甘えてくるマルと違って、

ベルはごくたまーに甘えてきます。

時間帯は夜中で、

私が明日は休み！の開放感から

夜更かしをして、TVの前で

ゴロゴロしていると…

ふと気付くとベルが隣にいます。

ほんの少しだけ

寝転んでいる私に体を

くっつけてきます。

何と遠慮深い甘え方でしょう。

ベルは基本的に、私とは

一定の距離を置いてます。

マルが来るまでは、それが

とても寂しく感じましたが、

マルが来てからは、

寂しいとは感じなくなりました。

甘えん坊のマルに手を焼いてる

せいですが、たまにベルが

甘えてくると、なんだか安心します。

嫌われてるわけではないんだな、と。

ベルは嫌なことがあると

すぐ表情に出ます。

自分の時間を邪魔されたり、

体重を測定するのに抱っこすると

不機嫌そうな表情になります。

あ、今日は機嫌悪いな、

ていう日は、写真を撮っても

ブサイクに写ります。

ベルはマイペースで、

自立してるんでしょうね。

マルはあまり表情変わらず、

情緒は神経質なベルより実は

安定してるのかもしれません。

ブラザーズの性格の違い

 ベルとマルは、同じブリーダーさんから

我が家に迎えて、父親も母親も

同じです。

私も２人姉妹ですが、

姉とは見た目も性格も

全く違います。

同じ血の通った兄弟なのに、

性格が似てないのは、

猫も人間と同じなんですね。

マルはかまってちゃんで、

私の後をストーカーしています。

寝室の前で、かわいい声で

鳴いたら、入れてもらえると

学習したのか、私が寝室に居ると、

ソマリの特徴である鈴の声で、

開けて〜

と鳴き続けます。

あまりの可愛さについ負けて、 

入れると、ピョンとベッドに

上がり、私を毛繕いしてくれます。

手から足から顔から

舐めてくれて、

最後は何故か枕に上り、

私の髪の毛を舐めたり、

噛んだりしています。

どうやら、私を

猫と勘違いしているようで。

私の姿が見えないと、

心配してくれてるみたいです。

一方ベルは、クールで

一度もそのような行為をして

くれたことはありません。

お腹が空いた時と

ブラッシングして欲しい時以外は、

お気に入りの場所で

ゴロゴロしています。

先日、ベルとマルに出逢った

 ペットショップに行くと、

マルそっくりのソマリのブルーが

いました。

顔も似ていますが、ケージの中での

仕草までそっくりです。

もう既に6カ月でしたので、

今のマルの顔と瓜二つでした。

店のスタッフに聞くと、

やはり同じブリーダーの方のソマリで、 

父親も母親も同じソマリだろう、

とのことでした。

ちなみにこの店は、他にブルーが

二匹、レッドが二匹いました。

その中で、一目見て、

あ、マルだ、と認識できたのは、

恐るべし、遺伝子です。

そう考えると、ソマリという種類より、

毛色の方が性格に関係してるのかも

しれませんね。

食事について

 ベルが小さい頃は、

子猫用のアルモネーチャー、

アニモンダの缶詰を中心に、

出来るだけ様々な食材を

与えてきました。

鶏のササミや胸肉を

茹でてほぐしてあげたり、

ドライフードは、ワイソン、オリジン、

カナガン、シンプリー等。

出来るだけ様々な食材を

小さな頃から与えた方が

好き嫌いがなくなり、

病気に対するリスクが

上がらないのではないかと

考えたからです。

それでも生後半年でアレルギーを

発症したので、ベルの体質に

よるものだと思います。

現在のベルの食事は、

ブルーバッファローのHFを

かかりつけの動物病院から

購入しています。

税込で900gで約2500円程になります。

インターネットで調べても

ほとんど情報が見つからないので、

一部の動物病院だけでしか購入

できないみたいです。

ロイヤルカナンに比べると

まだまだマイナーな感じです。

ベルの場合、食物アレルギーなのか、

非ノミ非食物性アレルギーなのか、 

判断できていません。

治療と並行に食事をアレルギー対応に

変えたからです。

ただシクロスポリンがよく効いているので、

医師からは、非ノミ非食物性アレルギー

の可能性が高いと言われました。

自己免疫疾患ですね。

マルも同じ食事に変えてから、

嘔吐が減ったので、マルの場合は

消化器のアレルギーかもしれません。

とりあえず、飽きずに食べてくれて、

食いつきはまあまあです。

アレルギー対応のキャットフードは

少ないので、このHFにナチュラルバランス

のダックアンドグリンピースを

混ぜながら、現在のベルとマルの

食事になっています。

シクロスポリン②

 ベルは現在一歳二カ月になり、

体重は5.5キロあります。

アトピー性皮膚炎と診断されて、

服用しているのは、シクロスポリンと 

いう薬です。

発症したのは、生後半年からで、

目をひどく搔くようになり、

目薬で悪化して、目の周囲が

傷だらけになりました。

ステロイドや抗ヒスタミン剤では、

効果があらわれず、勧められたのが 

シクロスポリンでした。

飲み始めてから、二週間しても

効果が見られず、他の動物病院を

受診して、薬の量をちゃんと調整

してもらいました。

ベルの体重に合った薬の量に

調整してもらってからは、

すごい回復力で、3日後くらいから、

みるみる傷は治っていきました。

ステロイドを切ってからも

再発はしてませんでしたが、

シクロスポリンの量を

減らした途端に、再発がみられたので、

この薬がベルのアトピー性皮膚炎に

今もかなりの効果を発揮している

みたいです。

猫用アトピカという猫用の液体の薬も 

発売されてるようですが、

ベルは人用のシクロスポリンを

服用しています。

飲み始めから現在まで副作用は

感じられず、下痢も嘔吐もありません。

ベルの体重5.5キロに合わせて、

一日35mgを服用しています。

２つ合わせて、金額は一日550円に

なります。

一ヶ月でかなり高額になりますが、

アニコムの70パーセントの保険に

加入しているので、本当に

助かっています。

薬の形状が卵型で、ツルツルして

いるので、どちらかというと

飲ませにくいです。

一回口に入ってから、ベルが

吐き出すと、今度はベタベタして、

手にくっついてしまいます。

ベルは上手に飲み込めるように

なりました。

この後ご飯がもらえるので、

ゴロゴロ喉を鳴らしながら、

服薬しています。

今はこの薬でベルは

痒みなく快適に過ごせているので、

頼るしかありません。

ルンバ購入

 やっぱり便利です。

家は一戸建てで、一階にリビングと

和室、二階に洋室3部屋があります。

一番汚れるのは、リビングで 

ベルとマルは基本ここで御飯を

食べて、キャットタワーで遊んで

ハンモックで寝ているので、

床がすぐに毛だらけになります。

床の上の物をいちいち

どかさなくてはならないですが、

労力をかけずに、リビングが

綺麗になるなら、それくらいは

どうってことないです。

さすがに、3日目になると

ベルもマルも慣れてきました。

普段のようにリビングの床に

寝転がって、たまにルンバが

マルに当たったりしてます。

マルは痛かったのか、急に

興奮して暴れだしました。

すると忍者のように、

ルンバに見つからないように

潜んでいます。

しばらく潜んでいましたが、

やっと安全地帯が理解できたのか、

このように見物していました。

そう、そこに居たら、

轢かれないからね、マル。

ルンバお試し中

 やって来ました。

お試しの為の、レンタルルンバ。

猫を飼ってる人のクチコミを

調べて、ルンバ871をレンタルしました。

想像してたよりもデカイ。

また重い。

操作は、本当に簡単です。

ボタン一つでスタート。

さあ、回りだしましたよ。

ベルの反応は？

軽く威嚇しています。

でも興味はあるのか、怖々

ストーカーしています。

マルはすっかりビビって

遠巻きにみています。

しばらくすると慣れてきたのか、

かなり至近距離で触り始めました。

一階のリビングと和室を掃除して、

充電が切れました。

ゴミがどれ位取れたかというと

結構な量です。

すぐゴミセンサーが点きました。

フローリングに関しては、

とても優秀で、自分で掃除機を

かけたのと変わりませんでした。

ただこのカーペットだけは、

張り付いた猫の毛をうまく

取ることが出来ませんでした。

カーペットの種類にもよるかも 

しれませんが、いたしかたないと

思います。

共働きの我が家で、掃除は

かなりの負担になっています。

合理的に掃除するには、

ルンバが欲しい！

そんなに歓迎してるようには

見えないベルでした。