疾患をコントロールするということ
人間も猫も生まれ持った
「体質」というものがあります。
その体質は、食べる物や体型、
服薬や生活習慣によって
ある程度は、コントロール
することが可能なのは、
皆さんもご存知でしょう。
知っていても、なかなか実践
できないのは、継続することの
難しさにあります。
人間なら、自分自身が痒かったり、
痛かったり、周りの目を意識したりで
継続できる機動力を持つことができます。
ベルは、猫なので、動機付けは、
飼い主まかせになります。
コントロールするには、飼い主に
労力と時間が必要になり、
毎日家庭と仕事を精一杯回してる
人にとっては、いくらかわいい
我が猫とはいえストレスになる
かもしれません。
言い訳に聞こえるかもしれませんが、
それが現実です。
我が家も共働き夫婦で、余力は
殆どありません。
そこでコントロールのための
最低限のルールを決める
ことにします。
①月に一回シャンプーをする。
②ご飯は手作り
③一日一回は、顔を拭いてあげて、
塗り薬を塗布する。
④水分補給は、多目。
⑤一週間に一回は、徹底した
家の掃除をする。
⑥花粉の時期は、ベランダに出さない。
⑦飼い主の休日には、徹底した
ブラッシングをする。
これくらいなら、私達もストレスには
ならないでしょう。
私自身、ベルのように肌が弱く、
汗や、気温の変化など
様々なことが要因で、年がら年中
蕁麻疹が出たり、湿疹が出たりします。
私の場合は、強いステロイド軟膏で
悪化する前に封じ込めてしまいます。
それで今のところは、うまく
コントロールできています。
ベルの場合、人間と違って、
長い毛に覆われているので、
軟膏の効きが人間ほど浸透
していきません。
内服薬は、副作用の危険が
高まるので、ギリギリの量に
調整できたらいいのですが
薬には耐性というデメリットが
あります。
体質が変わる、という言葉も
耳にしますが、栄養についても
配慮はしていますが、今のところ
変化はありません。
これまで私は、なんとか治したいと
いう気持ちに支配されてきましたが、
これからは、もっと余裕を持って、
アレルギーと楽しんで付き合って
いくくらいの気持ちでいくつもりです。