ソマリ〜ず ブラザーず

ソマリの仲良し兄弟のブログです。

猫の食物アレルギー

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  これまで悩んできたベルとマルの

痒みを伴う皮膚症状、嘔吐、下痢

ですが、兎肉に絞った除去食で、

今のところ元気一杯のブラザーズです。


ブラザーズは現在一歳9ヶ月です。

我が家に来てからは、楽天やヤフー

ショッピングでフードを購入してきた

ので、アレルギー発症までのフードの

原材料を全て調べることが出来ました。


動物が食物アレルギーを発症する原因は、

アレルゲンにあります。

そのアレルゲンは、肉などの

タンパク質が主なものになります。

又肉だけでなく、魚に含まれる

ヒスタミンも原因になると言われて

います。

体内の免疫システムが特定のアレルゲンに

過剰反応して、アレルギーは起こります。


ブラザーズのアレルギー発症は、

生後6カ月になる前に、去勢手術を

早々に受けましたが、その直後から

始まったように記憶しています。


去勢手術前に既にベルは結膜炎を

患っていましたが、手術を受けて

良いと獣医に言われて、施術しました。


施術後にホルモンバランスが

崩れていたのでしょう。


ベルが施術後、あまりに元気が

なくなったので、心配で、

大好きなおやつを毎日与えるように

なっていました。


そのおやつを見ただけで、

ブラザーズは我先に取り合いになって、

舐めあっていました。


又当時のタンパク質は、鶏肉が

中心でしたが、ベルが魚にはまり、

マグロなどをよく食べていました。


そこからアレルギーを発症して、

ベルは目の周りが真っ赤になり、

脱毛し出血するようになりました。


マルは原因不明の嘔吐を

繰り返すようになりました。


おやつを全てやめて、

フードもアレルギー対応に変えて、

ステロイドとシクロスポリンを服用し、

何とかアレルギー症状を

抑えることができました。


ところが同じフードをとり続ける

ことで、またその成分に対して、

抗体ができます。


安定していたアレルギー症状ですが、

次は、下痢が始まりました。



加水分解によって、反応しないはずの

低分子フードに反応するようになりました。


現在は、除去食として、兎肉のみの

食事療法に変えて一カ月半になります。


アレルギー症状は、すっかり消えました。


過去に購入したキャットフードの原材料を

調べてみると、タンパク質以外の材料が

多く使われています。

今兎肉のみの食事にすることで、

人間以上の食費がかかっているので、

色々混ぜてコストを下げることは、

致し方ないのかな、と感じます。


ブラザーズのアレルゲンになって

いると推察できるのは、鶏肉、

牛肉、豚肉、鹿肉、鴨肉、サーモン、 

マグロ、小麦、トウモロコシなどです。

これらの入ったフードを摂った時に、

アレルギー症状が悪化しています。


もう食べれるものがありませんね。


兎肉がダメになれば、次は

ワニ肉かターキーも試して

みるつもりです。


動物のアレルギーは、大変です。

痒みや痛みは我慢できるもの

ではありません。

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