ベルのアトピー性皮膚炎の経過
生後46日目に我が家にやって来た時の
ベルです。
この頃から毎日下痢をして、
本当に心配しました。
思えば、我が家の一員になった時から
ベルの病院通いは続いています。
猫を飼ったことのない旦那は、
こんなにか弱い存在だとは
想像してなかったみたいで、
大変やなぁ、と呟いていました。
始まりは、この日から約三カ月後に
仕事から帰宅すると、何とベルの顏が
お多福のように腫れていました。
家を出るときは、何の異常もなかったのに、
帰ると愛猫の顏がムーンフェイス化してて、
驚きました。
すぐに近所の病院に連れて行くと、
獣医も首を傾げながら、
「うーん。珍しいね、猫では初めて
見ました。」と言われ、
「アレルギーかなぁ」
とよく分からない診断で、
抗ヒスタミンの注射を打ってくれました。
すぐに腫れは引き、虫にでも
刺されたかな〜くらいに
軽く考えていました。
ところがその一か月後に、ベルは
結膜炎になりました。
ベルが五カ月の時です。
最初は、マルと喧嘩したのかな、
くらいに考えてたんですが、
病院へ行き、目薬をもらい、
さし始めるとすぐに良くなりました。
その後も繰り返し、結膜炎になり、
だんだん目薬が効かなくなってきました。
痒みがおさまらないからか、
ひどく目を引っ掻くようになり、
目薬も注射も効果が全く見られなく
なりました。
ここから動物病院ジプシーが
始まります。
ベルの皮膚炎の完治には
繋がりませんでした。
良くなっては、悪化する、
喜んでは、がっかりする、
このループです。
あまりにベルが引っ掻いて、
すぐに出血してしまうので、
着けたくはなかったんですが、
エリザベスカラー生活が
続きました。
この頃は、ベルも元気がなかったです。
始まりから一年以上が経ち、
現在に至ります。
あきらめずに、病院を探した結果、
半年前に出会えた病院のお陰で、
今の所ベルの症状は落ち着いています。
痒みもありません。
を最初は服用していましたが、
減量して、最終止めました。
次は、止めるのが困難なシクロスポリン
の減量が課題です。
薬の微調整というのは、難しくて、
大切なんだな、とつくづく感じます。
痒くて辛そうなベルの顏を
見るたびに、絶対に治してあげないと!
と強く決心していました。
今は再発しないように、
経過観察を怠らないようにしています。
これを書いてると、マルが
お気に入りの窓枠の上の偽植木を
かじっています。
かじるだけならいいけど、
異食しないでよ。
すぐお腹壊すんだからね〜。