マルのきもち
マルを見ていると、
何を考えてるんだろう、
とふと疑問に思うことが
多々あります。
マルは人間の悪戯坊主みたいな
ところがあり、まあオモロイ
やつです。
やる事なす事、どこか
可笑しさがあって、
見ていて飽きません。
最近は、窓際や手摺に
ピョンと飛び乗って、
人間やベルが通過するときに、
手でポンポンと叩きます。
夜中に寝室からキッチンに
行く階段を降りてると、
急に誰かが肩叩きをするので、
ギョッとなります。
まさかお化けか?
まあ、正体はマルなんですがね。
ベルが通過しても、人間に
対する態度と全く同じで、
ポンポンと肩叩きをします。
どうも誰かが通過するのを
待ってる節があります。
本当に変な奴です。
ベルは毎日飯くれ、飯くれ、
まとわりついてきますが、
これまでマルにご飯の催促を
されたことがありません。
いつも遊び回って、餌場に戻ると
ベルがマルの分まで平らげています。
お腹が空いた時は、部屋を
グルグル回りながら、不審な行動を
とります。
こちらが察して、
ご飯をあげると、がっついています。
この頃、寝室のドアノブに
ジャンプする芸当を覚えて、
ガシャーン、ガジャーンと
まるで体育会系の訓練のように、
繰り返しながら、人の安眠を
確実に妨害してくれます。
たまに開かないのに
腹が立つのが、
グルグルキューて変な鳴き声が
聞こえてきます。
はいはい、
マルの気持ちは
ちゃんと分かってますよ。